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中国美容学校の話。その3  銀川

中国

こんにちは!  遠藤大輔です!

2011年、2012年は北京の美容学校で先生をしてました。

現在は、日本と中国の美容師の交流を深める活動を行ってます!!
2012年4月、2週間で3都市を回りました。
3つの都市は全て北京経由でしか行けません。
日本で例えると、
東京→前橋→東京→藤枝→東京→富山

一度も家に帰らず、ドサ回り。
凄い痩せました。
前回は藤枝に例えた山東省棗庄市でのお話。

今回は富山に例えた内陸部「銀川」でのお話。
山東省棗庄市から7時間掛けて北京南駅に戻りました。
そこから空港に移動して初の国内線で銀川へ。
搭乗手続きで問題発生。
エアチケットには中国語で「远 藤 」

 

パスポートには日本語で「遠藤」

 

名前が違うから乗せられないと言われました。
しかもパスポートの写真があまりにも違いすぎて、更にややこしくなりました。
時間は刻一刻と過ぎ、もう乗れないかな?と、思っていると…
お約束の遅延の放送が流れて、3時間後の出発になりました。
空港職員があつまり、談義してどうにか搭乗手続きが無事に済みました。

中国では簡体字の為の、遠藤の「遠」が「远」になります。

パスポートのサインはローマ字で記入することを勧められました。


飛行機で3時間、無事に銀川に着きました。

北京から東京へ行くのとあまり時間は変わりませんでした。

中国は本当に広いです。

今回は4日間のセミナーで、朝10時から夕方18時までです。

4店舗を経営しているオーナーさんで、銀川ではとても有名なお店だそうです。

トレーニングルームもあり、他店の美容師さんにも開放して地域の発展に貢献しているヘアサロンでした。

参加人数は40名程でした。

1人で40名は全員としっかりと向き合うことはなかなか難しいです。

結論からいうと、銀川の4日間も最悪でした。

モデルは泣くし、パーマは失敗するしで、散々でした。

何が悪かったのか、その当時は全くわかりませんでした。

みんなが望んでる日本の流行りを教えたつもりなのになぜ?

今思うと当然の結果だったと思います。

「自分本位の考え」でやっていたからだと思います。

相手が何を求めていて、自分に何を求められているのか?

そんな当たり前なことも考えずにやってしまってました。

全く生徒達と向き合ってなかったと思います。
上っ面だけでした。

ですが、その当時はまだ気付けませんでした。

セミナーもサロンワークも根本は同じだと思います。

相手を喜ばせること。

文にすると簡単ですが、そこに至るまでには緻密な計算が必要だということも後々知ることになります。

正直難しかった、、、

生徒を喜ばせようとなんて1mmも計算せずにセミナーをしまってました。

ただ日本の技術を教えてただけの自分。

こなしていただけの自分。

色々と勉強になりました!!
2週間に渡る3都市ドサ回りは、ボロボロの結果で終わりました。

クレーム電話がないことを祈りながら北京に戻ったことを覚えてます。