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日本人美容師はイエスマンが多い!???

中国

先日、中国から20名のオーナースタイリストが日本に研修に来ました。

沢山勉強になったこと、そして様々な違和感を感じてくれたことだと思います。

中国人美容師に「違和感」を覚える事が大切だと伝えてます。

日本人美容師のセミナーを受けたり、サロン見学をして沢山の「違和感」を持ち帰って欲しいと思います。
最近も変わらず、日中美容師の交流を深めようと、様々なお店の日本人オーナースタイリストさんとお話をさせて頂く時間があります。

良く聞悩みとして、、、

「元気がない」
「イエスマンが多い」
「もっと自分の意見を主張して欲しい」
「何を考えているかわからない、、、」

この様な不満を持つオーナーさん達は、イエスマンでなく、しっかり自分の意見を持って生きてきたことが伺えます。

では、オーナーに対して、なんでもかんでも「NO」と言えば良いかと言うとそういう訳でもなく、やはりそこには筋というか、1本の道というか、そういうものが必要だと思います。

でも、話を聞いていると、原因は雇われ美容師にだけ問題がある訳ではなさそうです。

オーナーさんにお店の指針や方向性を聞くと、具体的に言葉で説明出来て、行動出来てる人は少ないと感じました。

例えば、オーナーが明日からこれをやるぞー!

と、決めたら雇われ美容師はみんな「ハイ」としか言えない。

でも、お店に指針やコンセプトがしっかりあれば全てに頷くことはないと思います。

「それはコンセプトからズレてませんか?」

そんな指摘が頂けると思います。

中国人美容師は、強い意志と考えをもって、一人一人が独立して生きてます。

「イエスマン」なんてもともといません。

16歳のアシスタントですら、はっきり意思表示してくれます。

お店のコンセプトのあるなし関係なく、、、笑

「うちのお店は良い子ばかりなんですが、みんなイエスマンで、、、」

そんな悩みを持つオーナースタイリストが日本には多いなと感じました。

中国のオーナースタイリストとは、全く逆の悩みを持っていてとても面白い。

彼らの日本人美容師へのイメージとしては、「職人」という事。

彼らは「職人」では稼げない事もしっかりと理解してます。

彼らはハサミを武器にしたビジネスマン、ビジネスウーマンです!!

彼らから学ぶ事は沢山あるはずです!