美容師の個人ブランディングが当たり前になり、それすら古く当たり前に感じてしまう2016年の夏。
肌で感じたものを素直に中国の美容師さんに伝えて行くことが私の仕事の一部でもあります。
本当に日本の美容業界は面白いなと改めて思います。
どんどん良いものを取り入れるサロン。
どんどん物を省き、良いものだけを残すサロン。
私なりの解釈ではありますが、
クローズかオープンか?
スマホで例えるとアップル的なお店か?アンドロイド的なお店か?
個人的にはクローズドシステムが好き。
理由は、、、
選択が少なく、シンプルで、すこし自分が賢くなった感覚になれるから。
情報に溢れた現代で顧客は「選び疲れてる」そんな気がします。
物が少ない時代には、幕の内弁当が喜ばれました。
好きなものは最後に食べる。
そんな時代もありました。
でも、現代は好きなものだけ食べたい。
そんなお客様も増えていると思います。
ちなみに中国ではアンドロイド的なお店が多いです。
今の時代にはあってるのでしょう。
とある中国の美容室。
膨大な数のメニューとレジ周りには様々な商品を用意してます。(在庫も多数あり)
お子様からお年寄りまで幅広く対応出来るように!
と、胸を張る中国人オーナー。
聞こえは良いですが、ターゲットは?という質問に対して明確な答えではなかったです。
豊富な資金があるからこそ出来ることでしょう。
ターゲットなんて概念すらない!!
上手くいってるからオッケー。
売り上げ上がってるからオッケー。
資金が豊富にある中国美容室オーナーの欲しがるものは?
そこに応えて行くことが我々の今後の目標でもあるかなと思います。