中国美容学校の話。その1張家口
中国美容学校の話。その2山東省棗庄市
中国美容学校の話。その3銀川
2012年5月は4つの都市をドサ回り。
今回は内陸の都市、「ハンダン」のお話。
観光客はほとんど行くことはないと思われます。
この土地に日本人美容師が来たのも初とのこと。
北京から電車で6時間。
6人掛けの直角の硬い椅子との付き合い方も慣れてきました。
ただ、目の前で食べられるカップラーメンはほんとうに辛かったです。
通訳が何度も注意して喧嘩になりかけてました。
それほど狭いです。
今回、お邪魔する店はハンダンではとても有名なお店で地元ではとても支持されてるとのことです。
ヘアサロンはもちろん、エステ、マッサージ、美容整形と幅広く展開しております。
美容整形が特に上手くいっているそうで、儲かってしかたないと悩んでました。
お店の単独ヘアショーでは、800人集客してテレビ放映したりと、なかなか派手にやってます。
CMも流していて、私も知らぬ間に出演してました(;^_^A
本当に恐ろしいです。笑
カットは約500円前後。
パーマネントやヘアカラーをすると、6000円から10000円の間。
この会社の売り上げはほとんどが美容整形で成り立ってることになります。
中国ではほとんどがヘアサロン+エステという体系になってます。
中国で儲ける為の方程式だそうです。
そこで20万円分のプリペイドカードを売り、お客を囲っています。
このプリペイドカードを使用すると、料金が30%offになります。
80万円分のカードを買うと、50%off。
ほとんどのお客様がカードを購入するみたいです。
このシステムが不思議で仕方ありません。
まず、チャージされてる金額を使いきれるのか?
途中で店が潰れたらどうするのか?
(私が通っていた北京のスポーツジムも年会費を払いましたが、半年後に潰れました。笑)
通訳に聞いても中国では普通とのこと。
色々と話を聞いていると、会社の社長の人望が厚いから、お客様は安心してカードを買うそうです。
36歳位の女性社長。なかなかのやり手です。
出張先で私が行うことは、主に3つ。
・スタッフへの技術指導
・その店のお得意様への対応。
・社長のカット。
今回も社長のカットをさせて頂きました。
結果、とても気に入って頂き、その後の関係構築が上手く出来ました。
オーナーに気に入られると、色々と楽になります。
まさかまた、2ヶ月後にこの土地に来るとはこの時はまだ知りませんでした。
滞在中は、近くの有名な寺院を見学しました。
漢字を発明した人が眠っているそうです。
名産品を食したりとても素晴らしい時間を過ごしました。
たまたま台湾から鍼治療で有名な先生が来ていて、体の血をごっそり抜く治療?のようなものを体験出来ま
した。
写真は掲載しませんが、中国ではわりとポピュラーらしいです。
痛いし、熱いしで2度とやりたくないです。
私の血はドロドロらしく、定期的に行うことを勧められました。
セミナーに関しては、一定の評価を頂けたようです。
今回は、平和に終えたハンダンセミナーでした。